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にせカシミヤあと絶たず
カシミヤ製品の偽装が止まらない。

昨夏以降、4業者が公正取引委員会から排除命令を受けた。今年7月には、デパートの伊勢丹が販売した「カシミヤ50%」のストールに、全くカシミヤが入っていないことも発覚。公取委は景品表示法違反の疑いで調査している。

これまでに処分を受けたケースは、カシミヤ100%や50%のはずが3割未満だったセーター(小杉産業と丹羽幸)、70%のはずが0%のストール(ユナイテッドアローズ)、50%のはずが数%のセーターなど(日本生活協同組合連合会)がある。

カシミヤの原産地は、中国やモンゴル、インド、ネパールで、カシミヤヤギから取れる。軽くて肌触りが良く、保温性、保湿性に優れ、高級素材として「繊維の宝石」と呼ばれることもある。年々、日本での需要が高まる一方、ヤギ1頭から取れる毛量は200グラム程度しかない。

各小売業者は、輸入代理店などを通じ、現地の工場に「70%」「50%」などとカシミヤの割合(混用率)を指定して発注している。しかし、途中で羊毛などにすり替えられたケースがある。伊勢丹やユナイテッドアローズは商品素材チェックが書面だけだったため、偽物が消費者に流通する危険性は高かった。公取委幹部も「有名店が書面だけで確認を済ませていたのは、あまりにお粗末だ」という。

業界関係者によると、商品として店頭に並ぶ前に、すり替えられる機会は何度かある。公取委がこれまで処分した事例では、糸にする前に羊毛に替えられたり、カシミヤ糸を使わずに別の毛糸で縫製されたりして、混用率が意図的に下げられていたという。悪徳業者がカシミヤの量を減らし、差益をピンハネしている疑いもある。

景品表示法では、不当表示は小売店の責任となる。そのため、小売店が自主的に検査に出したり、納入業者に検査を義務づけたりして、偽装を防ごうとする動きも業界内に出てきている。

衣料品のプロである販売店員は、店頭で偽装を見抜けないのだろうか。

関係者によると、最近は羊毛の表面に樹脂を塗り、カシミヤに似せた手触りを人工的に作り出した商品が増えているという。また、「100%」という表示で混用率に偽装があれば異常に気づくプロでも、「50%」という表示で偽装されると、触っても「こんなもんかな」と思ってしまうという。素人が見抜くのはもっと難しい。

大手アパレル会社から独立した「アレス」(神戸市)の中村哲社長によると、信用できる現地工場と直接交渉して買い付けることで偽装リスクが減り、コストも下がるという。さらに同社では、年に10回以上、日本で検査し、その結果を工場に通知して、商品管理の厳しさを伝え続けているという。「消費者に『偽装を見抜け』というのは酷な話。私たちが注意しなければいけない」と語った。
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【2008/10/24 00:00】 | 偽装 |
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